千代田オフセット株式会社

特集A Paper Story

紙で想いをつなぐ物語

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Story 01

想いをつなぐサイン帳。


Organizationおとラグ(おとなラグビーコミュニティー)

Organization


おとラグ(おとなラグビーコミュニティー)

一般社団法人 Joynt
代表理事

喜連 航平様

兵庫県伊丹市出身。近畿大学を卒業後、プロラグビー選手となり、現在も活躍中。ポジションはスタンドオフ。また、2023年に一般社団法人 Joyntを立ち上げ、企業研修や特別授業など、子供から大人まで幅広い世代の新しいきっかけの場づくりにも挑戦している。

サイン帳は選手とファンをつなぐ大切な存在。

平日の夕方、さまざまな世代の男女が渋谷の新名所である「MIYASHITA PARK」のサンドコートに集まってきました。この日は現役プロラガーマンであり、一般社団法人 Joynt代表理事でもある喜連さんが発起人を務めるおとなラグビーコミュニティーの練習日。

「練習といっても、ラグビーをやったことのない人がほとんどですよ。ラグビーの試合観戦などを通じて興味を持った人たちが、ここでまずつながって、やってみて、よりラグビーが好きになる場所になればと思ってはじめたんです」と喜連さん。「僕が挑戦しているテーマは、新しいきっかけになる場所づくり。だからこそ、何事にもつながりがとても大切なんです」と話してくれました。

そんな喜連さんと当社がつながるきっかけになったのは、サイン帳づくりの依頼です。喜連さんは「サイン帳は選手とファンをつなぐ大切な存在。僕自身、子供の頃に憧れの選手に書いてもらったサインが今でも実家の部屋に飾ってあって。そのサインを見ると、あの頃の自分の気持ちがよみがえってくるし、今を頑張る原動力にもなっているんです」とサイン帳への想いを語ってくれました。

「だからこそ、紙やデザインにこだわったオリジナルのサイン帳をつくりたかったし、何より、自分の想いをしっかり理解してくれる人たちにつくってほしかったんです」。

熱い想いを語ると、熱い想いが返ってきた。

当社の存在を知ったのは、まさにこのホームページだったとか。
「そう。マネージャーが見つけてくれて、見てみると“紙で想いをつなぐ会社”と書いてあって。まさに、同じ気持ちだと思い、すぐお話を聞きに神保町の千代田オフセットさんに伺いました」と喜連さん。当時の様子を振り返ってもらうと「こちら側がサイン帳への熱い想いを語ると、紙や印刷への熱い想いが返ってきて(笑)。すぐ意気投合しましたね」と笑いながら話してくれました。

当社としても、喜連さんのサイン帳へのこだわりはよく覚えています。サイズは、選手が書きやすい正方形。選手の名前や日付などをかっこよく加えられるラインもほしい。紙質も光沢感はほしいけど、光り過ぎないもの。にじまないことも大切など、本当に細かく要望をもらいました。

喜連さんは「サインをもらう人はもちろん、書く人にとっても最高のサイン帳をつくりたかったんです。ただ、私たちはデザインや印刷のプロじゃありません。それが、どんなものかは一緒に考えてほしかったし、その点、千代田オフセットさんはとにかく提案が多かったことがうれしかったですね。すぐ、“こういうのはどうですか?”とサンプルをつくって見せてくれるんです。実物を見ることでこっちもイメージがさらにふくらんで、またこだわりが生まれちゃって(笑)。でも、本当に一緒につくっている感覚でしたね」とサイン帳の制作プロセスを振り返ってくれました。

想いをつなぐパートナーとして、これからも。

そして、依頼から約2ヶ月後。ついにサイン帳が完成します。
「まさかゼロからサイン帳をつくれると思っていなかったので、完成品を手にした時は感動しました。子供の時の自分と同じように、このサイン帳をきっかけに様々な想いが生まれ、つながるといいなと思います」と喜連さん。

さらに、当社との今後の関わり方について尋ねると、「サイン帳を皮切りに、選手とファンを紙でつなぐものをこれからも一緒につくっていきたいですね。ペーパーレスな世の中になっていくとは思いますが、やっぱり紙だからこそ伝えられる想いもあると思うんです。みんなが考えつかないような紙の使い方も、千代田オフセットさんなら考えつきそうですし。 “紙で想いをつなぐ”という理念が、やっぱりいい。お互い、想いをつなぐパートナーとして、新しい挑戦を続けていきたいと思います」と答えてくれました。

喜連さん、今回はお忙しいなか、取材にご協力いただき、ありがとうございます。当社も今回のサイン帳づくりを通して、いろいろなことを学ばせていただきました。
今後とも、どうぞ、よろしくお願いします。

制作詳細

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